海藻類を食べていれば、薄毛対策はOKか?

昔の人がよく「髪を生やすには昆布を食べればいい」と言っていたのを、
今でもまだ見聞きするように、髪に対する海藻信仰のようなものは、

 

長年日本人の中に存在しているのですが、本当に海藻類を食べていれば、
それで薄毛対策になるのでしょうか?

 

ミネラル豊富なのは事実!

さて、昆布などの海藻類を食べることが薄毛対策につながるのかどうかというと、
実際のところ、あれは見た目によるおまじない的な要素が大きいのですが、

 

かと言って、海藻類が薄毛対策に全く役に立たないというわけではありません。

 

海藻類は、とてもミネラルが豊富。
ミネラルは、私たちの体のメカニズムをうまく安定するために欠かせないもので、
これが不足すると「髪が生まれ育つメカニズム」にも支障をきたしてしまうからです。

 

ちなみに厚生労働省は
「マグネシウム・カルシウム・ヨウ素・ナトリウム・カリウム・リン・クロム・マンガン
鉄分・亜鉛・銅・セレン・モリブデンといった13種類のミネラルが、薄毛対策に効果的」

 

という趣旨の発表をしているのですが、
海藻類は幅広いミネラル成分を含有しているというだけでなく、
マグネシウムとヨウ素の含有量が特にすぐれているものが多いんですよ。

 

ですから海藻類は「不足しがちなミネラルをおぎなって、
髪が生まれ育つメカニズムをサポートするという点では、
役立つ可能性がある」と言えます。

 

その中でもひじきは「カルシウム・鉄分・カリウムも豊富」
というメリットも持っているため、海藻類の中でも特にすぐれた存在です。

 

海藻類だけで薄毛を解決するのは無理がある!?

というわけで、ミネラル補給という点では海藻類はなかなかいい食材なのですが、
それ「だけ」で薄毛問題を解決するのには無理があります。

 

なぜなら、髪の主成分はたんぱく質なのでたんぱく質食品を摂ることは必須ですし、
血流を整えたりするために、ビタミン等も必須になってきますからね。

 

海藻類は、たんぱく質は微量しか含んでいませんし、
ビタミンも「ビタミンKは多いが、それ以外のビタミンは総じて含有量が少ない傾向がある」
と言えますので、この点を見れば、海藻類はどうしてもパワー不足となるのです。

 

ですから「海藻類を、日々の食事で適量摂取するよう心がけ、
ミネラル補給のサポート役として使う」というのはOKですが、
「これひとつに薄毛対策をまかせる!」というのはダメ、というわけです。